猟銃等講習会(初心者) を受講し無事考査合格(修了)できたのでまとめてみました。
銃猟や射撃に興味のある方の参考になれば幸いです。
銃所持までの流れは、下の図の通り。
長い道のりです。
今回受けた講習会は、赤枠部で、まさに最初の段階です。

長い道のりですので、余裕を持った申し込みを行います。
私みたいな銃猟予定者は狩猟免許や狩猟免許講習会の申し込みと同じようなタイミングで申し込みしていいんじゃないでしょうか。
申し込み
申し込みは所轄の警察署で行います。
事前にホームページで開催日を確認し、警察署(生活安全課)に問い合わせて空きを確認してから行くようにしましょう。最近人気なのか、人数制限をしているのか、空きがない場合がある様です。実際私も当初の希望とは違う日に受講することになりました。
申し込み手続きは、以下の3つを用意して管轄する警察署の生活安全課で行います。
- 猟銃等講習会受講申込書(警察ホームページからダウンロード)
- 縦3.0㎝、横2.4㎝の証明写真1枚
- 受講手数料 6,800円(支払いは申し込み当日に行う)
申し込み時に、簡単な面接を受けます。事前にネットで調べると「圧迫面接じみた対応を受ける」といった情報がありましたが、私の場合まったくそんな感じはありませんでした。
厳密には、最初に目的と理由(動機)を質問されこの間はジッと目を見て硬質な雰囲気でした。
「銃の目的は?」
「狩猟のためです。銃猟とその練習に使用する予定です。」
「なぜ始めようと?」
「それは〜(略)〜だからです。」
「・・・なるほど。(ニッ) では、もう何点か確認させてもらいます。」(雰囲気軟化)
・・・
銃の所持を希望する動機・家族の理解・犯罪歴等について質問を受けましたが淡々と進み、警察としては銃を持とうとする理由が明確かどうかに重点を置いているのではないか?と感じました。
申し込みの完了時には、教本と想定問題集をもらえました。
準備
講習修了時には試験があり、これを合格必要があります。
結論から言うと、想定問題を確認したら後、問題演習を数回しておいた方が良いです。
試験は○×2択問題で、9割正答で合格となるのですが、自動車免許のような妙な言い回しや文章のすり替えがあり、ミスを誘ってきます。
想定問題集は○しか書いていないので、文章をすり替えたりされると戸惑うことがあり、9割正答には少し不安が残ります。
そこでお勧めしたいのがyoutubeに、作った想定問題をアップしてくれている方がいるので、そういった動画で問題演習をガンガン行い、不明な点をテキストで確認するやり方です。中には「この答あってる?」というような問題もあるのですが、この時テキストを見て確認したりするので自然と覚えていきました。
私は9割・・・というかほぼこれだけで準備をしましたが合格し、また効率がいいと思いました。
講習会
講習では銃を取り巻く環境の実情や、今後銃を所持するまで・所持した後の運用に際しての情報を丁寧に教えてもらえます。
また、「ここは試験ではあまりでないけど大事な内容です」とか、「ここ重要です」とか解説してくれていたので考査対策としても聞いていた方が良いと思います。すべてではないですが、かなりの割合で考査に含まれる内容でした。
考査
前述の準備をしておくと、本当に一瞬で終わります。
想定問題 の確認と、練習問題はやっておいてよかったと思いましたね。
証書の交付
考査の後、直ぐに合否判定をくれるところもある様ですが、私が受けたところでは後日郵送で結果が届きました。
無事合格できたので、次は教習射撃資格認定申請です。
まとめ
必要書類を準備したら、所轄の警察署の生活安全課にて猟銃等講習会(初心者)の申し込みを行う。
この時、圧迫面接などはないが、銃の所持を希望する動機をしっかり説明できるようにしておく。
講習会では考査が行われるが、意外とむつかしいので準備が必要である。
考査対策は、申し込み時にもらえる想定問題を確認しつつ、Youtubeに揚げられている連優問題を解いてく。そのうえで、講習中にもらえるヒントをしっかり聞いておけばバッチリ。
考査に合格し、 猟銃等講習会(初心者) の修了証明書を受け取ったら、次は 教習射撃資格認定申請 !
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